製品情報・受託サービス情報
What's New! 製品・サービス情報 ダウンロード e-mail_news登録    
会社情報
概要 ミッション アクセス リクルート 連絡先 ビジネスパートナー ライセンス 個人情報保護方針
Home製品・サービス情報試薬・材料・消耗品>Sengenics社製品 完全長プロテインアレイ

製品・サービス情報
  
受託サービス
サービス別ラインナップ
  
科学機器
製品別ラインナップ
メーカー別ラインナップ
  
試薬・材料・消耗品
製品別ラインナップ
メーカー別ラインナップ
Sengenics
  
ソフトウェア
製品別ラインナップ
メーカー別ラインナップ


Sengenics 社製品 完全長タンパク質搭載
プロテインアレイ
KREXTMテクノロジー / ヒトプロテインアレイ / 精巣がん抗原プロテインアレイ / p53 プロテインアレイ / 自己免疫疾患関連プロテインアレイ / 参考資料 / 参考文献

Sengenics 社は、特許取得済みの KREX
TMテクノロジーを活用して、正しい三次構造を有する完全長タンパク質を搭載したプロテインアレイを製造し、販売する企業です。1,600 以上の機能的なヒトタンパク質が搭載されている網羅的なプロテインアレイをはじめとする、4種類の製品をラインアップしています。

チラシダウンロード(PDF)
KREXTMテクノロジー


KREXTMテクノロジーは、正しい三次構造を有する機能的に検証された完全長タンパク質を生成する Sengenics 社独自のプロテオミクス技術です。この技術は、目的のタンパク質をコードする遺伝子とインフレームでクローン化されたビオチンカルボキシルキャリアタンパク質(BCCP)フォールディングマーカーを利用しています。

<正しくタンパク質が折りたたまれている場合>
共翻訳的にBCCPが正しく折りたたまれます。外因性ビオチンを追加することで、ビオチンリガーゼはBCCPのビオチン化を触媒します。ビオチン化したBCCPにより正しくたたまれたタンパク質は、アレイの表面に固定化されます。

<正しくタンパク質が折りたたまれていない場合>
BCCPのリシン残基がヘアピンループ構造を正しくとれていないことにより、ビオチン化しないため、固定化されません。

複雑な構造を持つタンパク質だとしても、KREXTMテクノロジーを介して発現させた場合の成功率は98%を超えます。タンパク質は多数の疎水性ドメインと荷電部位を持っているため、ほとんどの固体表面に非特異的に吸着する傾向があります。その結果、三次構造が破壊され、最終的には完全に活性が失われますが、下記の図にあるように生成されたタンパク質は、ストレプトアビジンでコーティングされたPEG誘導体化固体支持体に固定化できるため、水性環境で三次構造と機能を維持することが可能です。






ヒトプロテインアレイ


◆i-Ome Protein Array

本製品は、KREXTMテクノロジーを用いて生成された正しい三次構造を有する完全長ヒトタンパク質が 1,800 以上搭載されているプロテインアレイです。アレイに搭載されているタンパク質につきましては、「参考資料」にある搭載タンパク質リストにてご確認頂けます。アレイ上に搭載されたタンパク質によって捕捉された自己抗体は、Cy3 もしくは Cy5 で蛍光標識した抗 IgG 抗体および抗 IgA 抗体を使用して検出されます。

詳細は、i-Ome Discovery Protein Arrays の仕様解説書(PDF)よりご確認頂けます。

(アレイの仕様)
適用サンプル数 1スライドにつき1サンプルの解析が可能です。スライドのアレイには、1,800を超えるヒトタンパク質がデュプリケートでプリントされており、このアレイは2つ搭載されています。2アレイを1ブロックと換算し、1サンプル当たり1ブロックに対して解析を実施します。
サンプル ヒト血清、ヒト血漿 ※他のサンプルにつきましてはお問合せください。
保管 -20℃で最大12ケ月
対応スキャナ 下記の様な解像度が 10μm 以上のオープンフォーマットのマイクロアレイスキャナーをご使用頂けます。
・Agilent Technologies社製 SureScan
・Innopsys社製 InnoScan
・Molecular Devices社製 GenePix
・Tecan社製 PowerScanner
解析用ソフトウェア GenePix Pro7、Mapix など
スライドの寸法 75.5x25.0mm

(参考資料)
 ・IgG アッセイマニュアル(PDF)

 ・IgG IgA アッセイマニュアル(PDF)
 ・画像解析マニュアル(PDF)
 ・搭載タンパク質リスト(Excel)

(価格)
複数枚のアレイスライドでご購入頂く際には、お得なまとめ買い価格でご提供できます。詳細は当社までお問合せください。
製品名 同時購入枚数 税別価格 品番
i-Ome Discovery Protein Arrays 1 スライド お問合せ DCV-AR-001


精巣がん抗原プロテインアレイ


◆CTA Protein Arrays

本製品は、KREX
TMテクノロジーを用いて生成された正しい三次構造を有する完全長の精巣がん抗原が 200 以上搭載されているプロテインアレイです。アレイに搭載されているタンパク質につきましては、「参考資料」にある搭載タンパク質リストからご確認頂けます。アレイ上に搭載された完全長の精巣がん抗原によって捕捉された自己抗体は、Cy3 もしくは Cy5 で蛍光標識した抗 IgG 抗体および抗 IgA 抗体を使用して検出されます。
(アレイの仕様)
適用サンプル数 1スライドにつき4サンプルの解析が可能です。200を超える精巣がん抗原がデュプリケートでプリントされており、このアレイは8つ搭載されています。2アレイを1ブロックと換算し、1サンプル当たり1ブロックに対して解析を実施します。
サンプル ヒト血清、ヒト血漿 ※他のサンプルにつきましてはお問合せください。
保管 -20℃で最大12ケ月
対応スキャナ 下記の様な解像度が 10μm 以上のオープンフォーマットのマイクロアレイスキャナーをご使用頂けます。
・Agilent Technologies社製 SureScan
・Innopsys社製 InnoScan
・Molecular Devices社製 GenePix
・Tecan社製 PowerScanner
解析用ソフトウェア GenePix Pro7、Mapix など
スライドの寸法 75.6x25.0mm

(参考資料)
 ・
IgG アッセイマニュアル(PDF)
 ・IgG IgA アッセイマニュアル(PDF)
 ・搭載タンパク質リスト(Excel)


(価格)
複数枚のアレイスライドでご購入頂く際には、お得なまとめ買い価格でご提供できます。詳細は当社までお問合せください。
製品名 容量 税別価格 品番
CTA Protein Arrays 1 スライド お問合せ CTA-BUN-004


p53 プロテインアレイ


◆OncoREX p53 Array

本製品は、KREXTMテクノロジーを用いて生成された正しい三次構造を有する完全長野生型と変異型 p53 が 100 以上搭載されているプロテインアレイです。アレイに搭載されているタンパク質につきましては、「参考資料」にある搭載タンパク質リストからご確認いただけます。アレイ上に搭載された完全長の野生型と変異型 p53 抗原によって捕捉された自己抗体は、Cy3 もしくは Cy5 で蛍光標識した抗 IgG 抗体および抗 IgA抗体を使用して検出されます。
(アレイの仕様)
適用サンプル数 1スライドにつき4サンプルの解析が可能です。100 を超える野生型と変異型 p53 抗原がデュプリケートでプリントされており、このアレイは8つ搭載されています。2アレイを1ブロックと換算し、1サンプル当たり1ブロックに対して解析を実施します。
サンプル ヒト血清、ヒト血漿 ※他のサンプルにつきましてはお問合せください。
保管 -20℃で最大12ケ月
対応スキャナ 下記の様な解像度が 10μm 以上のオープンフォーマットのマイクロアレイスキャナーをご使用頂けます。
・Agilent Technologies社製 SureScan
・Innopsys社製 InnoScan
・Molecular Devices社製 GenePix
・Tecan社製 PowerScanner
解析用ソフトウェア GenePix Pro7、Mapix など
スライドの寸法 75.6x25.0mm

(参考資料)
 ・IgG アッセイマニュアル(PDF)
 ・IgG IgA アッセイマニュアル(PDF)
 ・搭載タンパク質リスト(Excel)

(価格)
複数枚のアレイスライドでご購入頂く際には、お得なまとめ買い価格でご提供できます。詳細は当社までお問合せください。
製品名 容量 税別価格 品番
OncoREX p53 Array 1 スライド お問合せ P53-BUN-004


自己免疫疾患関連プロテインアレイ


◆Pan-Autoimmune Protein Array

本製品は、KREXTMテクノロジーを用いて生成された正しい三次構造を有する完全長の自己免疫疾患関連タンパク質が 100 以上搭載されているプロテインアレイです。アレイに搭載されているタンパク質につきましては、「参考資料」にある搭載タンパク質リストからご確認いただけます。アレイ上に搭載された完全長の自己免疫疾患関連タンパク質によって捕捉された自己抗体は、Cy3 もしくは Cy5 で蛍光標識した抗 IgG 抗体および抗 IgA 抗体を使用して検出されます。
(アレイの仕様)
適用サンプル数 1スライドにつき4サンプルの解析が可能です。100を超える自己免疫疾患関連タンパク質がデュプリケートでプリントされており、このアレイは8つ搭載されています。2アレイを1ブロックと換算し、1サンプル当たり1ブロックに対して解析を実施します。
サンプル ヒト血清、ヒト血漿 ※他のサンプルにつきましてはお問合せください。
保管 -20℃で最大12ケ月
対応スキャナ 下記の様な解像度が 10μm 以上のオープンフォーマットのマイクロアレイスキャナーをご使用頂けます。
・Agilent Technologies社製 SureScan
・Innopsys社製 InnoScan
・Molecular Devices社製 GenePix
・Tecan社製 PowerScanner
解析用ソフトウェア GenePix Pro7、Mapix など
スライドの寸法 75.6x25.0mm

(参考資料)
 ・IgG アッセイマニュアル(PDF)
 ・IgG IgA アッセイマニュアル(PDF)
 ・搭載タンパク質リスト(Excel)

(価格)
複数枚のアレイスライドでご購入頂く際には、お得なまとめ買い価格でご提供できます。詳細は当社までお問合せください。
製品名 容量 税別価格 品番
Pan-Autoimmune Protein Array 1 スライド お問合せ PAI-BUN-004


参考資料


シトルリン化イムノタンパク質に対する間接リウマチ患者の自己抗体反応の評価
ワクチン候補の迅速なスクリーニングのためのKREXプロテインアレイ
新しい機能性プロテインマイクロアレイを使用した自己抗体の発見
機能性タンパク質に対する遺伝子変異の影響の迅速な決定
予測毒性学研究のための完全長の機能性プロテインマイクロアレイ
Sengenics社の機能性プロテインアレイを使用した多様なタンパク質相互作用の評価

その他のアプリケーションノート等の参考文献は、こちらからご確認いただけます。


参考文献


自己免疫疾患
1. Cunningham, K.Y. et al. "Patients with ACPA-positive and ACPA-negative rheumated arthritis show different serological autoantibody repetoires and autoantibody associations with disease activity. "Sci Rep 13, 5360(2023). https://doi.org/10.1038/s41598-023-32428-4
2. Stensballe et al. 2021. “Identification of Potential Autoantigens in Anti‑CCP‑positive and Anti‑CCP‑negative Rheumatoid Arthritis using Citrulline‑specific Protein Arrays.” Nature (2021) 11:17300 doi.org/10.1038/s41598-021-96675-z
3. Chen, CH. Et al. Potential novel proteomic biomarkers for diagnosis of vertebral osteomyelitis identified using an immunomics protein array technique: Two cases reports. Medicine (Baltimore). 2020 Oct 23;99(43):e22852.
4. Mak, A. et al. 2020. "Detection of putative autoantibodies in systemic lupus erythematous using a novel native-conformation protein microarray platform." Lupus 29(14):1948-1954. doi: 10.1177/0961203320959696

がん
5. Akshay J. Patel et al. 2021. “A Highly Predictive Autoantibody-based Biomarker Panel for Prognosis in Early-stage NSCLC with Potential Therapeutic Implications” British Journal of Cancer. doi: 10.1038/s41416-021-01572-x
6. Da Gama Duarte, J. et al. B cells and antibody production in melanoma. Mamm Genome. 2018 Dec;29(11-12):790-805.
7. Zaenker et al. 2018. “A Diagnostic Autoantibody Signature for Primary Cutaneous Melanoma.” Oncotarget 9 (55): 30539–51. doi:10.18632/oncotarget.25669.

感染症
8. Schmidt F et al. (2023), Autoimmunoproteomics analysis of COVID19 ICU patients revealed increased levels of autoantibodies related to the male reproductive system. Physiol. 14:1203723. doi:10.3389/fphys.2023,1203723
9. Blackburn et al. 2020. “Quantitative, Epitope-Specific, Serological Screening of COVID-19 Patients Using a Novel Multiplexed Array-Based Immunoassay Platform.” Preprint. Infectious Diseases (except HIV/AIDS). doi:10.1101/2020.09.25.20201269A
10. Soe et al. 2018. “Identifying Protein Biomarkers in Predicting Disease Severity of Dengue Virus Infection Using Immune-Related Protein Microarray.” Medicine 97 (5). doi:10.1097/MD.0000000000009713
11. Liew et al. 2015. “Autoantibody Profile of Patients Infected with Knowlesi Malaria.” Clinica Chimica Acta; International Journal of Clinical Chemistry 448 (August): 33–38. doi:10.1016/j.cca.2015.06.006

神経疾患
12. Mesleh A et al. (2023) High-throughput autoantibody screening identifies dierentially abundant autoantibodies in autism spectrum disorder. Front. Mol. Neurosci. 16:1222506. doi:10.3389/fnmol.2023.122250
13. B. Z. Wang et al. 2020. “Identification of Novel Candidate Autoantibodies in Alzheimer’s Disease.” European Journal of Neurology 2020, 27: 2292–2296. doi:10.1111/ene.14290
14. Suwarnalata et al. 2016. “Augmentation of Autoantibodies by Helicobacter Pylori in Parkinson’s Disease Patients May Be Linked to Greater Severity.” PloS One 11 (4): e0153725. doi:10.1371/journal.pone.0153725

その他疾患
15. Harden, S. et al. 2023. "Peritoneal autoantibody profiling identifies p53 as an autoantibody target in endometriosis. "Fertility and Sterility® 2023 0015-0282 Copyright© 2023 American Society for Reproductive Medicine. https://doi.org/10.1016/j.fertnstert.2023.02.025
16. Amanda CY Chan et al. 2021. “Novel Auto-antibodies in Idiopathic Small Fiber Neuropathy” Annals of Neurology doi: 10.1002/ana.26268
17. Chen Chang-Hua et al. 2020. “Potential Novel Proteomic Biomarkers for Diagnosis of Vertebral Osteomyelitis Identified Using an Immunomics Protein Array Technique: Two Cases Reports.” Medicine 99 (43): e22852. doi:10.1097/MD.0000000000022852
18. Sumera Afshan et al. 2020. “A Novel Method to Identify Autoantibodies against Putative Target Proteins in Serum from Beta-Thalassemia Major: A Pilot Study.” Biomedicines 8 (5): 97. doi:10.3390/biomedicines8050097

テクノロジー
19. Aziz, Farhanah et al. 2019. “Autoantibody-Based Diagnostic Biomarkers: Technological Approaches to Discovery and Validation.” In Autoantibodies and Cytokines, edited by Wahid Ali Khan. IntechOpen. doi:10.5772/intechopen.75200
20. Duarte, Jessica G., and Jonathan M. Blackburn. 2017. “Advances in the Development of Human Protein Microarrays.” Expert Review of Proteomics 14 (7): 627–41. doi:10.1080/14789450.2017.1347042
21. Blackburn, Jonathan M., and Aubrey Shoko. 2011. “Protein Function Microarrays for Customised Systems-Oriented Proteome Analysis.” Methods in Molecular Biology (Clifton, N.J.) 785: 305–30. doi:10.1007/978-1-61779-286-1_21

その他の参考文献は、こちらからご確認いただけます。

※アレイに搭載されているタンパク質群は、事前の予告無くバージョンアップされる場合があります。同一種類の特異的なタンパク質を搭載したアレイであっても、品番またはバージョンの異なるアレイ間の解析結果を比較する事ができない場合があります。過去の解析結果との比較を検討される際には、ご注意ください。

お問い合わせ 試薬機器部: biosupport@filgen.jp P.052-624-4388 https://filgen.jp/
Copyright (C) 2004-2023 Filgen, Inc. All Rights Reserved.