製品情報・受託サービス情報
What's New! 製品・サービス情報 ダウンロード e-mail_news登録    
会社情報
概要 ミッション アクセス リクルート 連絡先 ビジネスパートナー ライセンス 個人情報保護方針
Home製品・サービス情報科学機器>BioQuoChem社製 アッセイキット

製品・サービス情報

  
受託サービス
サービス別ラインナップ
  
科学機器
製品別ラインナップ
メーカー別ラインナップ
  
試薬・材料・消耗品
製品別ラインナップ
メーカー別ラインナップ
- BioQuoChem
アッセイキット
-酸化ストレス測定キット
-細胞アッセイキット
-染色関連製品
  
ソフトウェア
製品別ラインナップ
メーカー別ラインナップ

BioQuoChem社製品
アッセイキット
酸化ストレス測定キット / 細胞アッセイキット / 染色関連製品


Bioquochem社では、酸化ストレス測定、細胞アッセイ、染色関連製品などのアッセイキットをラインナップしています。

製品リストダウンロード


酸化ストレス測定キット

サンプル前処理 / 抗酸化能アッセイ / 生体分子損傷アッセイ / 酵素アッセイ / フェノール化合物アッセイ / ROS(活性酸素種)測定

◆サンプル前処理

【ウエスタンブロットメンブレンのタンパク質バンド検出用染色剤】

ポンソーS染色液(品番:SP04001)

本製品は、ウェスタンブロットメンブレンのタンパク質バンドを検出するための迅速で可逆的な染色剤です。PVDF、ニトロセルロース、酢酸セルロースメンブレンで使用可能です。マイクログラム量の転写されたタンパク質は、明確な背景を持ち、赤みがかったピンク色のタンパク質バンドを生成するポンソーS染色で検出できます。この染色の検出限界は、ニトロセルロースメンブレンに転写された 100ng/BSA バンドです。
本染色技術は、可逆的であるため、さらに免疫学的検出を行うことも可能です。ポンソーSは、タンパク質の正に帯電したアミノ基に結合するネガティブ染色であり、タンパク質の非極性領域に非共有結合します。(※ポンソーSはナイロンメンブレンでの使用には適していません。)
染色は、ブロットされたポリペプチドの配列決定に悪影響を及ぼさず、洗浄を続けることでタンパク質バンドから完全に除去可能なため有用です。

(クリックして拡大)


【タンパク質定量】


ブラッドフォードタンパク質定量アッセイ(品番:KB03003)

本製品は、タンパク質のアルギニン、トリプトファン、チロシン、ヒスチジン、フェニルアラニン残基へのクマシーブリリアントブルー色素の直接結合に基づいています。陰イオン色素がこれらの残基に結合し、595nmで最大吸光度を生成します。色素-タンパク質複合体の形成には約2分かかり、1時間安定しているため、速い手順かつ試行時間は制限されません。本キットにはスタンダードが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

BCA法タンパク質定量アッセイ(品番:KB03005)

本製品は、界面活性剤の影響をあまり受けずに、ビシコニン酸(BCA)を用いて総タンパク質の比色検出および定量を行います。アッセイの原理は、アルカリ性条件下での Cu2+ タンパク質複合体の形成と、それに続く Cu2+ から Cu+ への還元に依存しています。本アッセイで生成される紫色の反応生成物は、1つの亜銅イオンで2分子のBCAをキレート化することによって形成されます。この水溶性複合体は、562nm で強い吸光度を示します。本キットにはスタンダートが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

ローリー法タンパク質定量アッセイ(品番:KB03004)

本製品は、2つの異なる反応に依存しています。1つ目は、アミド結合をもつ銅イオン錯体の形成で、アルカリ性溶液中で還元銅を形成します。これは、ビューレット法と呼ばれ、一般的に酒石酸塩の添加で安定化されます。2つ目の反応は、主に還元された銅-アミド結合複合体、およびタンパク質のチロシン、トリプトファン、ヒスチジン、システイン、システイン残基による、フォーリン-チオカルト試薬(リンモリブデン酸塩およびリンタングステン酸塩)の還元です。一価の銅イオンは2つ目の反応を触媒にします。
還元型フォーリン-チオカルト試薬は青色であるため、500-700nm の分光光度計で検出が可能です。本キットには、スタンダードが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【除タンパクアッセイ】

アセトニトリル除タンパクアッセイ(品番:KB03029)

タンパク質は一部のアッセイに干渉し、精度と感度に影響を与える可能性があります。限外ろ過ができない場合は、他の化学的除去の代替案を検討する必要があります。アセトニトリル除タンパクキットは、pH補正を必要とせず、99.3%を超えるタンパク質除去効率を有します。

(クリックして拡大)

過塩素酸(PCA)除タンパクキット(品番:KB03027)

タンパク質は一部のアッセイに干渉し、精度と感度に影響を与える可能性があります。限界ろ過ができない場合は他の化学的除去の代替案を検討する必要があります。PCA除タンパクキットは、pH を調整するための中和溶液が付属し、非常に低いサンプル希釈で 99.3%を超えるタンパク質除去効率を有します。

(クリックして拡大)

スルホサリチル除タンパク試薬(品番:KB03030)

タンパク質は一部のアッセイに干渉し、精度と感度に影響を与える可能性があります。限外ろ過ができない場合は、他の化学的除去の代替案を検討する必要があります。スルホサリチル酸除タンパクアッセイキットは、低いサンプル希釈で 98.3%を超えるタンパク質除去効率を有します。

(クリックして拡大)

トリクロロ酢酸(TCA)除タンパク試薬(品番:KB03026)

タンパク質は一部のアッセイに干渉し、精度と感度に影響を与える可能性があります。限外ろ過ができない場合は、他の化学的除去の代替案を検討する必要があります。TCA除タンパクキットは、pHを調整するための中和溶液が付属し、非常に低いサンプル希釈で99%を超えるタンパク質除去効率を有します。

(クリックして拡大)

硫酸亜鉛除タンパク試薬(品番:KB03028)

タンパク質は一部のアッセイに干渉し、精度と感度に影響を与える可能性があります。限外ろ過ができない場合は、他の化学的除去の代替案を検討する必要があります。硫酸亜鉛除タンパクキットは、サンプル希釈なしで99%を超えるタンパク質除去効率を有し、pHの補正も必要としません。

(クリックして拡大)

【タンパク濃縮アッセイ】

タンパク質濃縮アッセイ(品番:KB03031)

タンパク質濃縮はいくつかの実験プロトコルに必要です。また、塩や洗剤など他の潜在的な干渉物質を除去するという利点もあります。タンパク質濃縮物は、ウェスタンブロット、SDS-PAGE、2Dゲルを含むいくつかのアプリケーションに使用可能です。生化学的活性の測定では、本キットを用いた濃縮物はタンパク質が変性しているため、使用しないでください。

(クリックして拡大)

◆抗酸化能アッセイ

【1電子移動(SET)ベースの抗酸化能アッセイ】


ラジカル消去活性測定法

アッセイ前にキット付属の溶液同士を混合して、色のついたラジカルカチオンの状態にします。サンプル中に抗酸化物質が存在する場合には、ラジカルカチオンが還元され、溶液が無色に変化します。いずれの製品にも、スタンダード(トロロックスまたはビタミンC)が付属しており、標準曲線を作成することができます。測定結果は、トロロックス等価活性値(TEAC)やmビタミンC等価活性値(CEAC)として表すことが可能です。

(製品ラインナップ)
品名 DMPD ABTS DPPH
品番 KF01001 KF01002 KF01007
アッセイ時間 10分 5分 15分
検出方法 比色(553nm) 比色(734nm) 比色(517nm)
適合サンプル 親水性 親水性・親油性 親水性・親油性
サンプルタイプ 食品・飲料 食品・飲料 食品・飲料

金属イオン還元による測定

第二鉄イオン(FRAP)または第二銅イオン(CUPRAC)を還元する抗酸化能に基づいた比色分析キットです。それぞれキットには、スタンダード(鉄(II)またはトロロックス)が付属しており、標準曲線を作成することができます。測定結果は、鉄当量(μM Fe(II)またはトロロックス等価活性値(TEAC)として表すことが可能です。

(製品ラインナップ)
品名 FRAP Fast FRAP CUPRAC
品番 KF01003 KF01006 KF01005
アッセイ時間 10分 10分 45分
検出方法 比色(593nm) 比色(593nm) 比色 カイネティック(450nm)
適合サンプル 親水性 親水性 親水性・親油性
サンプルタイプ 生物学的サンプル 生物学的サンプル 生物学的サンプル、食品・飲料
※Fast FRAP 使用溶液が事前混合されている製品です。

【水素原子移動(HAT)ベースの抗酸化能アッセイ】

ORACアッセイは、フリーラジカルによる蛍光プローブへの損傷に依存します。サンプル中に抗酸化物質が含まれる場合は、蛍光プローブへの損傷が抑制され、蛍光強度が維持されます。しかし、抗酸化物質が含まれない場合は、蛍光プローブが損傷し、蛍光シグナルが減少します。キットには、スタンダード(トロロックス)が付属しており、標準曲線を作成することができます。測定結果は、トロロックス等価活性値(TEAC)として表すことが可能です。

(製品ラインナップ)
品名 ORAC
品番 KF01004
アッセイ時間 150分
検出方法 蛍光 カイネティック
(Ex=485nm; Em=528-538nm)
適合サンプル 親水性・親油性
サンプルタイプ 生物学的サンプル、細胞溶解物、食品・飲料

◆生体分子損傷アッセイ

【MDAおよびHNE濃度の測定による過酸化脂質の測定】


LPOアッセイキット(品番:KB03002)

本キットは、過酸化脂質の指標として、MDA(マロンジアルデヒド)およびHNE(ヒドロキシノネナール)濃度を測定します。インドールとアルデヒド(MDAとHNE)の反応は、酸触媒によって開始され、インドール環の3-位に働きかけます。これにより、580-620nmに最大吸収波長をもつインドリルアルカンが得られます。
本アッセイでは、インドール(ReagentA)が、MDAとHNEと酸性媒体中で反応し、得られる発色物質が586nmの最大吸収波長を有します。スタンダードとして、1, 1, 3, 3-テトラメトキシプロパンが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【MDAの測定による過酸化脂質の測定】


TBARSアッセイキット(MDA測定)(品番:KB03016)

本キットは、生物学的サンプル中のMDAをチオパルピツール酸と反応させることで、直接定量することが可能なアッセイキットです。脂質過酸化反応は、細胞損傷のメカニズムとして知られています。脂質過酸化反応の最終生成物であるマロンジアルデヒド(MDA)の測定は、酸化ダメージの測定として広く受け入れられています。スタンダードとして、1, 1, 3, 3-テトラメトキシプロパンが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【還元型(GSH)/酸化型(GSSG)グルタチオンの測定】

チオール定量アッセイキット(品番:KB03007)

本キットは、エルマン試薬を使用して、生体サンプル中の還元および酸化チオール(SH)基を測定します。本アッセイでは、エルマン試薬がGSHと反応し、412nmで比色シグナルを生成するため、GSHを特異的に定量化可能です。さらに、このアッセイでは、水素ホウ素ナトリウム(NaBH4)により、サンプル中のジスルフィド(GSSG)の測定も可能にします。NaBH4により、ジスルフィドがチオールに還元されます。そのため、GSH+GSSG値からGSH値を差し引くことで、GSSG値を計算することができます。スタンダードとして、GSHが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【カルボニル化タンパク質の測定】

カルボニル化タンパク質アッセイキット(品番:KB03008)

本キットは、2, 4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)により、カルボニル化タンパク質の含有量を評価します。DNPHは、カルボニル基と反応して、安定した2,4-ジニトロフェニルヒドラゾンを形成します。ジニトロフェニル(DNP)基は、365~375nmで分光光度的に検出および定量が可能です。

(クリックして拡大)

【グリース反応による亜硝酸塩(NO2-)の測定】

亜硝酸塩(NO2-)アッセイキット(品番:KB03009)

本キットは、一酸化窒素の形成を検出する方法として推奨されている亜硝酸塩(NO2)陰イオンの測定を行います。スルファニルアミドと亜硝酸塩の反応後、いくつかのステップ後に最終生成物としてジアゾニウム化合物が得られます。このジアゾニウム化合物の分光光度特性(λmax=540nm)に基づき検出を行います。スタンダードとして、NaNO2が含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【LDHアッセイによる亜硝酸塩(NO2-)/硝酸塩(NO3-)の測定】


亜硝酸塩(NO2-)/硝酸塩(NO3-)アッセイキット(品番:KB03010)

本キットは、一酸化窒素の形成を検出する方法として推奨されている亜硝酸塩(NO2)陰イオンと硝酸塩(NO3)陰イオンの測定を行います。本アッセイでは、最初に干渉を排除するための補因子と特定の化合物が使用され、硝酸レダクターゼによって触媒されることで、硝酸塩が亜硝酸塩に還元されます。検出はスルファニルアミドと亜硝酸塩反応後、いくつかのステップ後に最終生成物として得られたジアゾニウム化合物(λmax=540nm)に基づいて行われます。スタンダードとして NaNO2 が含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

◆酵素アッセイ

【テトラゾリウム塩(WST-1)の還元に基づいたSOD活性の測定】


SODアッセイキット(品番:KB03011)

本キットは、水溶性の着色ホルマザン色素を生成するテトラゾリウム塩(WST-1)の還元に基づいた高感度のスーパーオキシドジスムターゼ(XO)活性と直線的に関連しており、SODにより阻害されます。したがって、SODの阻害活性を比色法(450nm)により決定することができます。

(クリックして拡大)

【比色法によるカタラーゼ活性の測定】


カタラーゼ活性アッセイキット(品番:KB03012)

本キットは、組織ホモジネート、細胞ライセート、血漿サンプル中のカタラーゼ活性の測定に推奨されるキットです。本キットでは、カタラーゼ酵素を反応させ、紫色を呈する発色物質を生成し、得られた発色物質の濃度を分光光度計(540nm)により測定することで、カタラーゼ活性を簡便に迅速に測定することが可能です。スタンダードとしてホルムアルデヒドが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【比色法によるキサンチンオキシダーゼ活性の測定】


キサンチンオキシダーゼアッセイキット(品番:KB03032)

キサンチンオキシダーゼ(XO)は、ヒポキサンチンをキサンチンに、次にキサンチンを尿酸に変換する2段階の酸化反応の触媒を担い、その反応で過酸化水素水とスーパーオキシドが生成されます。尿酸の生成速度は、290nm で観察可能で、これはキサンチンオキシダーゼ活性に比例します。スタンダードとしてキサンチンオキシダーゼが含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

【比色法による NAD/NADH の測定】


NAD/NADH 定量アッセイキット(品番:KB03033)

NAD+は、アルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)とエタノールとの反応で還元型NADHに変換されます。吸光度の測定は、NADHが中間電子供与体である 1-メトキシ PMS に電子を供与、次に中間電子供与体がMTTに電子を供与することで、MTTがホルマザン(黄色から青色)に変化するため、570nm で測定可能になります。スタンダードには、NAD+が含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。


(クリックして拡大)

(クリックして拡大)

◆フェノール化合物アッセイ

【フォーリンチオカルト法による総ポリフェノールの測定】

ポリフェノールアッセイキット(品番:KB03006)

本キットの基本的なメカニズムは、酸化還元反応です。本キットの試薬には、リンモリブデン/リンタングステン酸複合体が含まれています。この複合体は、フェノール化合物からのアルカリ性媒体中の電子の移動に依存して青色の複合体(λmax=690-710nm)を形成します。スタンダードとして没食子酸が含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。また、96ウェルマイクロプレートとキュベットとどちらを使用しても、アッセイを行うことができます。

(クリックして拡大)

【pH differential 法によるアントシアニンの測定】


アントシアニンアッセイキット(品番:KB03015)

溶液中のアントシアニンを検出するための簡単で高速かつ信頼性の高いキットです。本キットは、pH differential 法による総モノマーアントシアニンの測定に基づいています。これは、pHの変化がアントシアニンの構造変換を引き起こすことで測定を可能にします。わずか数ステップの手順であり、510nm(アントシアニンの最大吸収波長)と700nm(濁度補正用)の吸光度測定を行います。

(クリックして拡大)

【DMAC法によるプロトアントシアニジンの測定】


プロアントシアニジンアッセイキット(品番:KB03017)

本キットは、プロアントシアニジンの末端ユニット中のプロシアニジン A サイクル C8 と DMAC の反応に基づいています。この反応は、640nm の分光光度法で測定できる緑/青色化合物が生成されます。スタンダードとしてカテキン水和物が含まれており、右図の様に標準曲線を作成することができます。

(クリックして拡大)

◆ROS(活性酸素種)測定

蛍光レドックスプローブは、フローサイトメーター、蛍光光度計の顕微鏡検査による、培養細胞での活性酸素種(ROS)検出用に設計された透過性蛍光色素です。

【ジヒドロエチジウム(DHE)によるROSの測定】

DHEプローブ:細胞内ROSアッセイ(品番:KB06002)

細胞透過性試薬ジヒドロエチジウム(DHE)は、in situ、in vitro、ex vivo でのスーパーオキシド(O2-)生成の検出に広く有用な蛍光発生色素です。DHEは、スーパーオキシドによって酸化され、2-ヒドロキシエチジウム(2-OH-E+)(ex 500-530nm / em 590-620nm)を形成するか、他の活性酵素原(ROS)による非特異的酸化により、エチジウム(E+)(ex 480nm / em 576nm)を形成します。
フローサイトメーター、顕微鏡、蛍光光度計などですぐに使用できるプローブです。

(クリックして拡大)

【2'‐7' ジクロロフルオレセインジアセテート(DCFH-DA)によるROSの測定】


DCFH-DAプローブ:細胞内ROSアッセイ(品番:KB06003)

本製品は、細胞内のヒドロキシル、ペルオキシル、その他 ROS 活性を測定する細胞透過性試薬の蛍光発生色素です。細胞に取り込まれた後、DCFH-DAは、細胞エステラーゼによって非蛍光化合物に脱アセチル化され、後にROSによって、2'-7' ジクロロフルオレセイン(DCF)に酸化されます。DCFの最大励起スペクトルと蛍光スペクトルは、それぞれ 495nm と 529nm であり、蛍光測定、フローサイトメトリー、蛍光顕微鏡で検出が可能です。

(クリックして拡大)

【ジヒドロローダミン(DHR-123)によるROSの測定】


DHR123プローブ:細胞内ROSアッセイ(品番:KB06004)

細胞透過性試薬ジヒドロローダミン123(DHR123)は、過酸化物やぺルオキシ亜硝酸などの活性酸素種(ROS)の検出に役立つ蛍光色素です。細胞に取り込まれた後、DHR123は、ROSによって蛍光化合物(ローダミン123)に酸化されます。最大励起スペクトルと発光スペクトルは、それぞれ500nmと536nmです。500nmでの吸光度分光法(ε=78,800 M-1cm-1)でも検出可能で、蛍光光度計、フローサイトメーター、蛍光顕微鏡で検出が可能です。

(クリックして拡大)

【マルチドックスプローブによるROSの測定】


マルチレドックスプローブ:細胞内ROSアッセイ(品番:KB06005)

本蛍光プローブミックス(DHE、DHR123、DCFH-DA)は、活性酸素種(ROS)や活性窒素種(RON)などのフリーラジカルを測定するための便利なツールです。最もよく使用される蛍光プローブが含まれており、1つの製品で様々な種類のフリーラジカルを測定可能です。

(クリックして拡大)


細胞アッセイキット


【レサズリンベースの細胞生存率】


レザズリンベースの細胞増殖アッセイ(品番:KC04002)

本製品は、マルチウェルプレートに存在する生細胞の数を計算するための蛍光測定法を提供します。インジケーター色素レサズリンを使用して、細胞の代謝能力(細胞生存率のインジケーター)を測定(励起:560nm、蛍光:590nm)します。生細胞は、レサズリンを非常に蛍光性の高いレソルフィンに還元する能力を持ちます。

(クリックして拡大)

【DNA定量キット-ヘキストアッセイ】


DNA定量キット-ヘキストアッセイ(品番:KC04003)

本製品は、蛍光色素 Hoechst33258 が細胞DNAと結合すると、蛍光の強さと蛍光波長のシフトを示すことに基づいています。細胞数に対するDNA蛍光の直線的な標準曲線を作成することが可能です。これにより、最小の処理時間で細胞数を迅速かつ正確に測定(励起:350nm、蛍光:460nm)できるため、このアッセイは細胞増殖研究に適しています。

(クリックして拡大)

【MTT-A 細胞増殖アッセイ】


MTT-A 細胞増殖アッセイ(品番:KF03001A)

本製品は、MTTによる比色定量に基づいています。呼吸系およびその他の電子伝達系はMTTおよび他のテトラゾリウム塩を減少させます。その結果、非水溶性の紫色のホルマザン結晶が細胞内に蓄積します。これらの結晶量は、分光光度計(570nm)を使用して決定することができ、ミトコンドリアの数、したがってサンプル中の生細胞の数の推定値として機能します。本製品では形成されたMTT結晶を再懸濁する前に、細胞培地を除去する必要があります。

(クリックして拡大)

【MTT-B 細胞増殖アッセイ】

MTT-B 細胞増殖アッセイ(品番:KF03001B)

本製品は、MTTによる比色定量に基づいています。呼吸系およびその他の電子伝達系はMTTおよび他のテトラゾリウム塩を減少させます。その結果、非水溶性の紫色のホルマザン結晶が細胞内に蓄積します。これらの結晶量は、分光光度計(570nm)を使用して決定することができ、ミトコンドリアの数、したがってサンプル中の生細胞の数の推定値として機能します。本製品は培地を除去せずに直接ホルマザン結晶を再溶解可能です。浮遊細胞に適しており、MTT-Aアッセイよりも高速ですが、感度が低くなります。

(クリックして拡大)

【アポトーシスアッセイキット】

カスパーゼ 2, 3 ,6 ,9 をそれぞれ、比色または蛍光で測定するための推奨キットを取り揃えています。特定の配列を認識するカスパーゼ活性により、基質から蛍光や色素が切断されることで簡単にカスパーゼ活性を測定することができます。

- 品番 分析方法 認識配列 発色物質 検出
カスパーゼ2 KC04005 比色 VDVAD pNA 405nm
KC04006 蛍光 AFC Ex=400nm Em=480-520nm
カスパーゼ3 KC04007 比色 DEVD pNA 405nm
KC04008 蛍光 DEVD Ex=400nm Em=480-520nm
カスパーゼ6 KC04009 比色 VEID pNA 405nm
KC04010 蛍光 AFC Ex=400nm Em=480-520nm
カスパーゼ9 KC04011 比色 LEHD pNA 405nm
KC04012 蛍光 LEHD Ex=400nm Em=480-520nm


染色関連製品


すべてのニーズを満たす染色キットおよびソリューションをラインナップしています。

銀染色キット
(品番:KH07014)

いくつかの生物学的サンプル中の第二鉄の検出を目的としています。イオン性鉄を含むサンプルに試薬を添加後のプルシアンブルー(明るい青色)の形成に基づいています。

(クリックして拡大)
シッフ試薬溶液
(品番:KH07013)

過ヨウ素酸シッフ(PAS)染色技術で使用される、すぐに使用可能な溶液です。アルデヒドと反応して鮮やかな赤色を形成します。PASは、単純な多糖類、糖脂質、基底膜、コラーゲンを色で示すために使用されます。ヘマトキシリンまたはアルシアンブルーと併用可能です。

(クリックして拡大)
PAS-ハリスヘマトキシリン
(品番:KH07012)

シッフ試薬溶液とハリスヘマトキシリンのセット品です。本キットでは、核染色にハリスヘマトキシリンを使用します。

(クリックして拡大)
PAS-マイヤーヘマトキシリン
(品番:KH07011)
シッフ試薬溶液とマイヤーヘマトキシリンのセット品です。本キットでは、核染色にメイヤーヘマトキシリンを使用します。

(クリックして拡大)
PAS-アルシアンブルー
(品番:KH07010)

シッフ試薬溶液とアルシアンブルーのセット品です。本キットでは、酸性ムチンは青、中性ムチンはマゼンダ、核は濃い青で染色します。酸性ムチンと中性ムチンのミックスは青/紫色に染色します。

(クリックして拡大)
マイヤーヘマトキシリン溶液
(品番:KH07008)

核を青紫色で視覚化することが可能です。本製品には水銀は含まれていません。

(クリックして拡大)
マッソントリクローム染色キット
(品番:KH07007)

染色後、コラーゲンとムチンは青、筋繊維、細胞質、ケラチンは赤、核は青/黒で視覚化することができます。

(クリックして拡大)
ワイゲルト鉄ヘマトキシリン染色キット
(品番:KH07006)

本製品は核染色用のすぐに使用できるキットです。

(クリックして拡大)
ハリスヘマトキシリン-エオシン染色キット
(品番:KH07005)

本製品は、核は青、筋肉は赤、結合組織はピンク、タンパク質に関連する核酸は紫色で視覚化可能です。

(クリックして拡大)
マイヤーヘマトキシリン-エオシン染色キット
(品番:KH07004)

本製品は、核は青、筋肉は赤、結合組織はピンク、タンパク質に関連する核酸は紫色で視覚化可能です。

(クリックして拡大)
ハリスヘマトキシリン溶液
(品番:KH07003)

本製品は核を青紫色で視覚化することができます。

(クリックして拡大)
ゴモリ・トリクローム染色キット
(品番:KH07002)

筋繊維と細胞質を赤、核を黒、コラーゲンを含む結合組織を青で染色します。キットには、染色バランスを改善するために、ワイゲルトのヘマトキシリンとアニリンブルーが含まれています。

(クリックして拡大)
アルシアンブルー染色キット
(品番:KH07001)

本製品は、ヘマトキシリン-エオシン染色では検出できない酸性ムコ多糖類を検出するために使用されます。硫化およびカルボキシル化ムチンを視覚化することが可能です。キットには、細胞核を視覚化するための対比染色として核ファストレッドが含まれています。

(クリックして拡大)
-

お問い合わせ 試薬機器部: biosupport@filgen.jp P.052-624-4388 https://filgen.jp/
Copyright (C) 2004-2023 Filgen, Inc. All Rights Reserved.