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Anogen社製品
抗体/ELISAキット/ELISpotキット
抗体 / ELISAキット・ELISpotキット・その他 / サイトカインストーム関連 ELISAキット / アルツハイマー病関連 抗体・ELISAキット


抗体


◆モノクローナル抗体

主な反応種は、ヒトの抗体です。
クローンの違いで、同一ターゲットの抗体を複数ラインナップしています。
PD-1、PDL-1抗体もラインナップしています。

【製品カテゴリー】
・タグおよびハウスキーピングタンパク質
・ヒトサイトカインおよび成長因子
・ヒト感染性因子
・細胞表面マーカー
・ヒト腫瘍研究
・神経疾患タンパク質
・ヒト凝固因子
・ヒト急性期タンパク質およびその他タンパク質
・毒素
・ヒトホルモン
・シグナル伝達
モノクローナル抗体ラインナップ一覧・価格表

◆ポリクローナル抗体

反応種は、ヒトまたはマウスの抗体です。

【製品カテゴリー】
・イムノグロブリン
・ヒト血漿タンパク質
・シグナル伝達
・ヒト感染症およびその他
・ヒト腫瘍マーカー
・神経疾患タンパク質
ポリクローナル抗体ラインナップ一覧・価格表

◆抗体ペア

PD-1、PDL-1抗体もラインナップしています。

【製品カテゴリー】
・ヒトサイトカインおよび成長因子
・ヒトホルモン
・ヒト急性期タンパク質
・ヒト感染症関連タンパク質
・ヒト神経疾患タンパク質
・ヒト腫瘍研究
ペア抗体ラインナップ一覧・価格表


ELISAキット・ELISpotキット・その他


【製品カテゴリー】
・ヒトサイトカインおよび受容体用 ELISAキット
・マウスサイトカインおよび受容体用 ELISAキット
・ヒトホルモン用 ELISAキット
・ヒト腫瘍マーカー用 ELISAキット
・ヒト炎症および自己免疫疾患用 ELISAキット
・ヒト神経疾患研究用 ELISAキット


・ヒトサイトカインマルチプレックス ELISAキット
・ELISA用 Pre-titrated試薬
・ヒトサイトカイン ELISpotキット
・ヒトサイトカイン ELISpot Developmentセット
・その他(イムノグロブリン、イムノアッセイ試薬)


マルチプレックスELISAキット
列ごとに複数の抗体がそれぞれ入っており、同時に複数項目の測定が可能。
ELISA用 Pre-titrated試薬
内容物は、補足抗体、検出抗体、スタンダードで安価に、5または10プレート分利用可能。
ELISpot Development Sets
内容物は、補足抗体、検出抗体、ストレプトアビジン-APで安価に、5x96Wellプレート分の測定が可能。
ELISpot用 抗体ペア
内容物は、補足抗体、ビオチン化検出抗体で安価に、5x96Wellプレート分の測定が可能。
ELISAキット・ELISpotキット・その他ラインナップ一覧・価格表

(関連ページ) ⇒ELISA受託解析サービス


サイトカインストーム


サイトカインは、体の免疫システムの不可欠な部分ですが、発熱、痛み、炎症などの有害な宿主応答も引き起こします。「サイトカインストーム」は、いくつかの感染性および非感染性刺激物質、または物理的および化学的損傷に応じて、免疫系が局所的または全身的に過剰な炎症誘発性サイトカインを産生する状況です。重症急性呼吸器症候群(SARS)、H1N1およびエボラウイルス感染発生時の患者の死亡率の高さは、身体機能に悪影響を及ぼすサイトカインストームの猛威の典型的な例です。現在、抗生物質や抗ウイルス薬は発生したサイトカインストームを止めることができません。Anogen社では、有害なサイトカインストームに取り組むことは生体防御の新しい戦略であると考えています。
Anogen社では、1990年代からサイトカインの研究を開始し、TNF-α、GM-CSF、IL-2、IL-8、IL-10、IL-15、IL-17、IL-18、TGF-βなどの多くの重要なサイトカインに対し、高い特異性、高親和性のモノクローナル抗体(mAbs)を産生するハイブリドーマを開発してきました。さらに複数のサイトカインエピトープを検出するための3つの異なるELISAキットが開発され、生物医学研究に広く適用されています。

品名 サイズ 税別価格 品番 マニュアル
Multiplex Human Cytokine ELISA Kit (Inflammatory) 96well お問合せ EM10001
Multiplex Human Cytokine ELISA Kit (M1/M2/MDSC Cytokines) 96well お問合せ EM10002
Multiplex Human Cytokine ELISA Kit (Th1/Th2/Th17) 96well お問合せ EM10003

サイトカインの過剰産生を伴う疾患:
喘息反応 MCP-1、MIP-1α、RANTES
急性肺疾患(SARS、ARDS) IL-8、MCP-1、ENA78、RANTES
内毒性血症および敗血症 IL-8、MCP-1、MIP-1α、RANTES
湿疹および乾癖 IL-8
間接リウマチ IL-8、MCP-1、ENA78、MIP-1α
変形性関節症 MIP-1β
免疫複合体糸球体腎炎 IL-8、MCP-1
創傷治癒部位 MCP-1、IP-10

◆手足口病とIL-8

手足口病(HFMD)は主に5歳未満の子供に見られ、生命を脅かす可能性のある病気です。
HFMDは、エンテロウイルス属、ピコルナウイルス科に属すエンテロウイルス71(EV71)およびコクサッキーウイルスA6(CV-A6)に関連しています。
ヨーロッパや北米を含むほとんどの国で世界的に存在していますが、最もHFMDが発生しているのはアジア太平洋地域です。
HFMDの発生は近年増加しており、重篤な症例も一般化しています。さらに、HFMDウイルスは部分的な変異を起こす可能性があり、重度のHFMDの死亡率は高くなっています。高血糖、プレアルブミン、白血球増加層は、現在HFMDの重症度の臨床予測に使用されています。
しかし、そのどれもがHFMD患者で非感受性かつ非特異的です。
EV71またはCV-A6に感染した免疫細胞によって放出されるサイトカインおよびケモカインが疾患の重症度に寄与することが証明されています。
制御されていない免疫反応は、炎症、組織の損傷、肺水腫および他の病理学的損傷を引き起こすサイトカインの異常に高い発現をもたらします。この現象は、「サイトカインストーム」として知られています。

最新の研究では、多くのサイトカインの中で、IL-2、IL-4、IL-6、IL-8、IL-10、MCP-1、INF-γ、GM-CSF、TNF-αがエンテロウイルス感染で増加することが示されました。IL-8は、組織および臓器への大量の好中球浸潤を伴うHFMDの重症度と強く関連しています。IL-6およびIL-10は、HFMD患者では上昇していますが、疾患の重症度とは関係していません。従って、IL-8レベルは重度のエンテロウイルス感染の初期段階における予測マーカーとして使用できます。さらに、ヒト化抗IL-8抗体は、脳幹脳炎(BE)や肺水腫(PE)などの致命的な合併症を防ぎ、重度のHFMDの死亡率を低下させる可能性があります。

◆Anogen社のIL-8製品の参考文献
1. Christopher J. Justinich et al. The extracellular calcium-sensing receptor(CaSR) on human esophagus and evidence of expression of the CaSR on the esophageal epithelial cell line (HET-1A). American Journal of Physiology - Gastrointestinal and Liver Physiology Published 1 January 2008Vol. 294no. G120-G129.
2. Ping YF, Yao XH et al. The anti-cancer compound Nordy inhibits CXCR4-mediated production of IL-8 and VEGF by malignant human glioma cells. J Neurooncol. 2007 Aug; 84(1):21-9.
3. Yao XH, Ping YF et al. Production of angiogenic factors by human glioblastoma cells following activation of the G protein coupled formylpeptide receptor FPR. J Neurooncol. 2008 Jan; 86(1):47-53.
4. Padron E, Painter JS, Kunigal S, Mailloux AW, McGraw K, McDaniel JM, Kim E, Bebbington C, Baer, Yarranton G, Lancet J, Komrokji RS, Abdel-Wahab O, List AF, Epling-Burnette PK. GM-CSF-dependent pSTAT5 sensitivity is a feature with therapeutic potential in chronic myelomonocytic leukemia. Blood 2013; 25(121):5068-77.
5. Arismendi E, Rivas E, Vidal J, Barreiro E, Torralba Y, Burgos F, Rodriguez-Roisin R. Airway Hyperresponsiveness to Mannitol in Obesity Before and After Bariatric Surgery. Obes Surg 2015; 9(25):1666-71.
6. Ye BG, Sun HC, Zhu XD, Chai ZT, Zhang YY, Ao JY, Cai H, Ma DN, Wang CH, Qin CD, Gao DM, Tang ZY. Reduced expression of CD109 in tumor-associated endothelial cells promotes tumor progression by paracrine interleukin-8 in hepatocellular carcinoma. Oncotarget 2016; 20(7):29333-45.
7. Guo Y, Shi G, Wan H, Zhou M. Hedgehog signaling regulates the expression levels of inflammatory mediators in cigarette-induced airway inflammation. Mol Med Rep 2018; 6(17):8557-8563.


アルツハイマー病


Anogen社では、2009年以来、様々なアミロイドβ(Aβ)ペプチドに対するモノクローナル抗体(mAb)を70以上も生成しています。3つのモノクローナル抗体(3F5、6C8、1H3)は、マウスモデルにおけるアルツハイマー病(AD)の進行の防止に有効性を示しています。

品名 サイズ 税別価格 品番 マニュアル
Beta amyloid peptide N-terminal, Mouse, IgG2b, k, NT 3F5 0.5mg お問合せ MO-M40094A
Beta amyloid peptide N-terminal, Mouse, IgG1, k, NT 6C8 0.5mg お問合せ MO-M40094C
Beta amyloid peptide N-terminal, Mouse, IgG1, k, NT 1H3 0.5mg お問合せ MO-M40094B

また、ADの原因因子であるAβ42を定量的に測定するELISAキットを開発しました。
品名 サイズ 税別価格 品番 マニュアル
Amyloid beta Peptide 42 (Aβ42) 96well お問合せ EL10057

抗Aβ抗体に関する9年間の研究の後、脳の病理学的変化がすでに起こった後に抗Aβ42mAbを投与してもADマウスの脳のプラーク数は有意に減少しないことを確認しました。2016年の初めからは、マウスの脳におけるAβ42の凝集を防ぐことに焦点を当てています。
Aβ42のN末端を標的する抗体は、アメリカのNIHおよび中国の陸軍医科大学の科学者と共同でさらに研究されました。
この抗体は、二重トランスジェニックADマウス(APP/PS1)のプラーク数を減らし、認知を改善しました。この研究は、3F5mAb処理後、脳組織内のAβ42のレベルが大幅に低下することを示しました。この研究結果は、2017年6月に PLoS ONE 誌に掲載されました。
Aβに加えて、神経原繊維変化の形成を防ぐ可能性のあるリン酸化タウタンパク質に対する抗体も開発しました。

品名 サイズ 税別価格 品番 マニュアル
Tau Protein (Thr181 Phosphorylated), Mouse, IgG2a, k, 1A4 0.5mg お問合せ MO-M40099A
Tau Protein (Thr181 Phosphorylated), Mouse, IgG1, k, 7G9 0.5mg お問合せ MO-M40099B
Tau Protein (Thr181 Phosphorylated), Mouse, IgG2a, k, 9B4 0.5mg お問合せ MO-M40099C
Tau Protein (Thr181 Phosphorylated), Mouse, IgG2a, k, 2A4 0.5mg お問合せ MO-M40099D

◆参考文献:
Y Zhang et al., Amyloid-β induces hepatic insulin resistance in vivo via JAK2. Diabetes (2013) 62, 4:1159-1166.

お問い合わせ 試薬機器部: biosupport@filgen.jp P.052-624-4388 https://filgen.jp/
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